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2011.7.16 SANOMAGIC Wooden Bicycle No.7 in Tsukuba 8 hours Enduro 2011

Mahogany Bike 7号機のオーナー、別名SANOMAGICの伝道師、長命さんが筑波８時間耐久レースに再び挑戦。先月のヒルクライム経験から、やはり柔らかいフレームが有利であることがわかり、７号機のフレーム肉厚を削り、アシストを強化したうえでの参戦。さて、その結果は…

(2011年7月16日）

長命さんがレースで走る姿のスライドショー 今回、みんくるチームのカメラマンを務めた伊藤裕さんの作品です。 掲載ご了承いただき、長命さん部分を抜粋させていただきました。ありがとうございます。 (2011/8/28) :伊藤裕さんが再編集してくれて内容がより充実しました。 伊藤裕さんは佐野末四郎のヨット時代からのファンだそうです。 Slide Show of the Tsukuba 8 hours Enduro 2011 produced by Mr. Yutaka Ito

(2011年7月23日）

• ここで１つ気付いたことがあります。上段の2番目と3番目（1週2キロちょい）の写真ですが、同じ撮影ポイントで、集団もほぼ一緒。先頭の私はそのままですが、後方集団に多少入れ替わりがあるのが分かりますか？3分後も集団は距離を縮めることも、吸収することもできないままです。
  新新生7号機の性能はスゴイですねぇ！この自転車はホントに速いです！
• 我がチームカメラマンの撮った写真を添付します（下段）。順を追って見ると、「新々7号機」のスピード感が良く分かると思います。
  下段の左では、前車の後輪がチョット見え、下段の中央では射程に入り、前車を抜きにかかります。下段の右では、これから先頭を引きに入ります。メンバーを良く見ると、その後しばらく引き続けたグループだと分かります。思い出しましたが、2011年7月16日の「筑波8耐の報告」の中でも、「緩い登りと向かい風の中では、他のバイクを置いて行くほどのスピードがありました。事実、振り向きながら集団を待つ場面も何度かありました。」と書いたように、この場面もその後そんな感じでした。
• 最新の7号機は本当に脚に優しく、スピードの出るバイクになりました。今回の筑波のコースでは、ピットから出走する時と、コーナーを抜けた直後以外は、ギアはすべてアウター・トップ（私のはコンパクトドライブ50-34とリア11-23）で走行しました。ケイデンスは65-70位でした。また、坂でも向かい風の中でもフレームのアシストのおかげで乳酸が溜まることも無く、ケイデンスも低いので心拍も楽で本当に助かりました。
• 私の後ろに付いて走っていたチームの仲間は、「フレーム（ステーのエンド部分）が左右に揺れているのが良く分かった」と驚いていました。これが「マホガニーバイク」の1番の特徴である「フレームからのアシスト」であり、長距離を速く楽に走るための武器なんです。今までの踏み込みをダイレクトに無駄なく伝達する「走るバイク」とは全く違う逆の発想から生まれた「超走るバイク」なんです。
• 過去には無いタイプのバイクなので、頭でどんなにイメージしても全く想像できないと思います。将来この発想が自転車の進化のヒントになる事を信じています。　長命。