長命さんの7号機がサイボーグ化された。
カンパニョーロの電動変速装置を装着して走行実験中。
ビシビシ変速が決まって、非常に調子がよいそうです。
マホガニー三面鏡もとうとう完成。
納品直前の凛々しい姿をご覧下さい。
Mahogany Bike 7 of Mr. Chomei was made into a cyborg
by attaching a Campagnolo electric shifting system.
Mr. Chomei said the electric shifting system makes gear shifting very comfortable.
The mahogany triple mirror has also been completed.
Please see the dignified appearance.

何か変な物がついていると思ったら、カンパニョーロの電動コンポだ。
まだ実験中のため、ビニールテープで固定中。
そのうち綺麗に固定するそうです。

充電池は1ヶ月以上持つのだそうです。
万が一、電池が切れても走行できるとのこと。

小さなモーターだが、瞬時にビシビシ変速する。
変速の様子は、見ていて気持ちいいね。

スピードには直接関係ないけれど、変速の気持ちの良さが違う、と長命さん。
来年のレースもこれでいくそうです。

シフトケーブルが無くなるため、重量は、手動の場合とそれほど変わらないらしい。

シフトケーブルが無くなって、前から見た姿も、すっきりしている。

来年のレースでは、これまでにない低いケーデンスで、上位入賞を目指す。
電動カンパがどう活躍するか、とても楽しみです。

ビッグコミックスピリッツに佐野末四郎の特集記事が掲載されました。
読み応えのある3頁の記事です。

船、家具、自転車、スピーカーと対象が変わっても
もの作りの精神は一貫しています。

「製品の値付けではいつもカミさんに怒られる」と笑う末四郎。
そこだけは直りませんな。

近藤ご夫妻の三面鏡が完成しました。
圧倒的な存在感。
写真を撮っていると酔ってきます。
ぜひ実物を見て欲しいなあ。
もちろん、総マホガニー製。

一点の隙もなく計算し尽くされたデザイン。

扉を開くと、鏡のクリアーさに息を飲んだ。
吸い込まれそうだ。

非常に厚い特注の鏡がはめ込まれた。

末四郎の家具は、細部を眺めて楽しむことができる。

金具は全て船舶家具のもの。
現在では入手できないものも使用されている。

マホガニーバイクT3が横目でこちらを見る。

鏡の下の３つの引き出しは、前面が曲面になっている。

その曲面にも象眼細工がなされている。
どうやって作るのだろう。

アーチの下には、秘密の扉。
開けると収納室が現れます。

引き出しは全て、組木細工で作られている。
全身くまなく、ため息のでる光沢を発する。

引き出しの開け閉めは、とても軽い。
そのために、摩擦面積をできるだけ小さくしているのだそうです。

SANOMAGIC家具は、数百年以上使えるように、全て分解可能、補修可能になっている。
オーナーよりも遙かに長生きする。
これから日光を吸ってマホガニーは徐々に赤くなり、
30年後にはあのワイングラスのように、赤紫色になることでしょう。

細部まで細工され尽くしている。
オーナーは毎日、細工を眺めて楽しめますな。

2013年12月15日に納品されます。
奥様の宝物として、大切にされることでしょう。
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