2014年10月18日、良い天気の下、
２週間ぶりにMahogany Mini Boatを見に行きます。
そろそろ塗装も終えて、綺麗な姿になっているでしょう。
Reports on the making of Mahogany Mini Boat.
Mahogany Mini Boat was finally completed.

いきなり目に眩しい、マホガニー色の船体。
塗装はまだ完了しておらず、
これから研ぎ出しを行うそうですが、
もうずいぶんぴかぴかだ。

船尾板にも、船外機を固定する板が取り付けられた。

チーク材のスノコと、後部座席の一部も完成。
X型スプリング構造の上にも、座席が作られます。

船体前方のスノコ。

スノコはチーク材の格子。
塗装されていない。これなら滑らないね。

厚さが2cmほどあり、マホガニーとは異なって、チーク材はかなり重量がある。

後部座席には、表面に溝があり、ここに細長いゴムをはめ込む。
場所ごとに最適な滑り止めをする。

マホガニー色に、船底塗料の白が映えるね。

ぴかぴかのクリートも船出を待っている。

10月末には船舶検査を受ける予定。

船首のクリート。脇目を振らず。
かっこ良いねえ。

金色のクリートがマホガニーに写る。

複雑な曲面はいろいろな光景を見せてくれて、
船の写真を撮るのは、とても楽しい。

このボートを使う娘さんが先ほど来ていて、
「こんなに綺麗じゃ、置き場所に困る～」と悩んでいたそうです。

海洋研究でも、魚釣りでも、末永く大事に使われることでしょう。

後ろの材木から、この船が1ヶ月あまりで完成する不思議。

それがSANOMAGIC。

「船外機着けてみようか～」と箱を豪快に開ける。

エレキの若大将、みたいだ
もしも～この船で～♪

船外機は2気筒5馬力。22kgだそうです。
4気筒は力があるけど重いから…とのこと。

船外機を跳ね上げたところ。

スクリューがかわいい。
船業界の人も次々見学に訪れている。
皆、口を揃えて、「いくら佐野さんの船でも5馬力じゃ走らないよう」
と言っているらしい。
末四郎の闘争心がめらめらと沸き上がっている。
「絶対にこの船は速い」
結果はこちら→2014.12.12 Test Ride

スピードが出るか出ないか。走ればわかるさ！
その辺の艀と一緒にしてはいけない。
もう一度、流線型をご覧下さいな。

下から見ると凄い光沢になってます。

全身、光の入れ墨。
画像処理した訳じゃないからね。撮ったままです。
光沢はさらにもう一段、アップする予定。

飾られるだけでなく、
波を切り裂いて威勢良く走る姿を早く見たいものだ。

船体が綺麗すぎて、研究や釣りに集中できなかったりして。

「どんどん海を走ってくれ、壊れても俺がいくらでも直す」と末四郎。
船は海の上のもの、走ってこそ船、が信条。

この船に乗って釣りに行ってみたいものだね。
いよいよ今月末には進水。
この船と娘さんに末永く幸あれと願います。

ブラジルのテレビ局[JORNAL HOJE]に取材された記事が掲載されました。
佐野さん、そこで何やってるんですか。（笑）
ブラジルの人が撮ったビデオは、欧米の取材陣とは違う、骨太いユーモアがあるね！

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