2018年6月30日、関東地方が梅雨明けした翌日、新作のスピーカーを見に行きました。
箱型でありながら、素晴らしい音質です。
一聴して思わず、小畑も注文してしまいました。

今日の主役はこちら。箱型の2WAYスピーカーです。
スピーカーカタログをご覧になったお客様より、「No.2の実物を聴きたい」とのご要望が多く、
展示品として作成しました。

今までのスピーカー製作のノウハウが詰まっており、
「曲面型に迫る音質」と嬉しそうな末四郎。

すっきりした外観に、とても惹かれます。


もちろん、全身が正真正銘のマホガニー製です。
背景に写っている樹齢数百年のマホガニーからできています。
SANOMAGICに今ある材料が全てです。


なんだか急激に欲しくなってきたぞ。手の届く価格だし。


バッフル型スピーカーの常識とは異なる構造をいろいろ採用したそうです。
写真に写っていないところに、違いがあるかもね。
興味のある方は、ぜひ視聴に来てください。


こちらは、ちょうど完成したばかりのマホガニー椅子。


座ると背筋が伸びて、不思議に落ち着く。
「しゃきっとしなさい」と、椅子に言われる気がします。


すべての面が曲面であるため、非常に手間のかかる一品です。


奥の２脚は１２年前に作ったもの。メンテナンスのために里帰り中。


さて、今日の２WAYを聞いてみましょう。
最近のSANOMAGICは究極の曲面型スピーカーを追及していたので、箱型は久しぶりだねえ。


大型の曲面型トールボーイから、このスピーカーへ切り替えると・・・

おお、トールボーイの広大な世界観とは異なりますが、
非常にさわやかな、バランスの良い、豊かな音がします。

箱型スピーカーもこれほど進化してたのね～。びっくり。
聴き始めて１０秒後に、気が付いたら、発注しておりました（笑）
完成が楽しみだな～。


この弾性支持脚も大きな役割を果たしているそうです。

コンサートにも本器が登場するはずです。乞うご期待。
ぜひ、コンサートでお会いしましょう。

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