マホガニーランチボートは、2019年12月上旬にニス塗装を終え、美しい姿となりました。
内装整備をさらに終えた後、最後のクリスマスを軽井沢で過ごし、
12月26日に江戸川区のマリーナに移りました。
写真は末四郎によるものです。

古いニスを完全に剥離させたあと、16回の塗装と3回の研磨を経て
建造当初の光沢が戻った。

オランダニス自体は無色透明であり、
この赤い色はホンジュラスマホガニー本来の色。
これからも色は深まっていく。

磨き上げた真鍮金具もピカピカだ。
金と、赤と、白がSANOMAGIC船の特徴です。

重厚なステアリングホイール。
この技術を応用して自転車のリムを作り始めたので、
SANOMAGICマホガニーバイクの原点でもある。

ドッグハウス、バウハッチ、グラブレール、ドジャー（風防）も綺麗に再塗装された。

このマホガニー製のステアリングホイール、小畑も操縦させてもらったなあ。
目の前の小さな扉の奥には、キャビンが広がる。

キャビンに入ると意外に広く、
赤一色の幻想的な世界が広がる。
これがマホガニーレッドです。
最奥に謎の扉がある。

ランプも暖かい光だ。
ここで眠れるオーナーは幸せだねえ。

コクピットの座席も綺麗に張り替えられた。

クリスマスイブのSANOMAGIC
朝方に降った雪で、一面の白に包まれた。

エンジェルも少し寒そうですな。

クリスマスイブの晩に、末四郎と奥様は、軽井沢高原教会のクリスマスコンサートへ参加したそうです。
軽井沢高原教会といえば、滝川クリステルさんと小泉進次郎さんが極秘挙式して、話題になったところだね。

やはりクリスマスは雪があると映える。

近くの石の教会の写真。
暗闇で見ると…王蟲みたい？

軽井沢の冬について末四郎は、
「夏や紅葉の軽井沢も良いのですが、冬はまた違った良さがあります。」
とのことです。

クリスマスが明けて翌12月26日は、いよいよランチボートの嫁入り。
半年暮らした工房をランチボートが厳かに出て行きます。

駐車場に出て、運搬車を待つ。

末四郎からのメールには、
「工房から船がなくなり広くなったのですが、子供たちと釣りに行ったことなどたくさんの思い出があり、大変寂しいです。」
と書かれていた。





大きなクレーン付きの運搬車が到着。

船台ごと吊り上げて荷台に載せる。
車は関越道をひた走り東京へ。












江戸川区のマリーナに到着。
オーナーに大切にしてもらえよ。
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