2020年3月2日にマホガニーバイク28号機が組み上がりました。
軽井沢の末四郎より写真が届きましたので、
今回はまず、組み立て中の様子をレポートします。
あれ、小畑も初めて見る工程がたくさん。
貴重な写真じゃないのかな、これ。
次回は、軽井沢の風景の中で28号機の姿をお見せしたいと思います。
新木場とは違うよ！ 乞うご期待！
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これは、初公開ですな。ジュラルミンから切り出し、
こうして手作業で削っていたんですな。
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木が取り付け相手なので、ノウハウの詰まった特殊形状をしています。
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これも初公開だな。
最終的に、肉厚が6mmになります。
力を入れすぎると全てやり直し。怖いわ～
慎重に、慎重に。
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左から二本目の部材は、ヘッドチューブの上面になる蓋材だね。
これも初めて見た！
この蓋材も積層されています。
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（1）シートステーとトップチューブ、
(2)チェーンステーとダウンチューブ、
（3）フロントフォーク、です。
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(2)チェーンステーとダウンチューブ、
を接合します。
これも初めて見たぞ。こうやっていたのか！
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少し隙間を造って、マキハダ（槇の木の繊維）を詰めて、弾性的に結合させる。
マキハダは、木造船にとって必須の素材。
マホガニーバイクが木造船技術を引き継いでいる証左ですな。
潮の香りがするね。
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これも初めて見た。
今回、ノウハウをずいぶん公開しているような気がする。
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これも初めての写真だな。
こうやって接合していたのか～
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最終的な肉厚は、わずか2.6mmになる。
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これも初めて見る写真だ。
木串で固定するのも、末四郎の木造船技術の一つです。
金属を使わないので、木に負担をかけないで済む。
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特殊な形状なので、末四郎がこうやって一つ一つ自作するしかない。
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ヤスリで削っていく。
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これ一つ造るのも、大変だねえ。
ジュエリー作家になれますよ。
次回は、完成したマホガニーバイク28号機を紹介します。
Lineup of Wooden Ships designed and manufactured by Sueshiro SANO