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2022.2.8 SANOMAGIC Mahogany Skies

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2022年1月から2月にかけて、マホガニースキーの制作も行いました。
マホガニーミニスキーを楽しむベテランスキーヤー、
新作のフルサイズスキーをご覧ください。


末四郎からのメール:

「今年の新年は、マホガニースキーに関し、二つの嬉しいニュースが届きました。
写真は、昨年(2021)の夏に作ったマホガニーショートスキーです。
このお正月に初めて使ってみたそうで、大変具合が良いとのことでした。
納品した時に ”ショートスキーは私自身経験がないので、
もし使える様でしたら代金をお支払いください! ダメならば品物を返却ください”
という条件で納入させて頂きました。ご満足いただけてホットしています。」


オーナーは軽井沢のゲレンデで、楽しそうに、くるくる滑っているようです。

末永くご愛用ください!

末四郎からのメール、続き:
「もう一つは、年末の28日に軽井沢に住むスキーヤーからマホガニースキーの製作依頼がありました。
本当に良いかどうか、試作2号板を一週間お貸しして試乗して頂きました。

昨日、返却に来たおりに3号板の制作依頼を受けました。
この方は、高齢ということもありますが、シーズン中はほぼ毎日スキーを楽しまれているようで、
1シーズン80日前後スキーに乗っているそうです。
マホガニースキーについては私が感じたのと同じで、ねじれ剛性が良く扱いやすいそうです。
高齢者には重量が軽いのも魅力とのことでした。
マホガニースキーの可能性が広がった気がしました。」


で、そのマホガニースキー3号板の制作です。


SANOMAGIC特注の超精密かんなで、樹齢500年ほどのホンジュラスマホガニーの薄板を削ります。


オーナーの体型や好みに従って、ベニアの型板を作ります。


マホガニー薄板を積層し、型板に沿って整形、
さらに立体形状を付与します。
トップシート中央が山形に厚くなっています。
これがブレを抑制する秘密です。


カービングに適した形状。
素晴らしくなめらかにカーブできるそうです。
乗ってみたい!
これから、オランダ船舶ニスを数十回塗ります。

ビンディングを装着して試運転。

スキー後端部の形状が特徴です。

エッジに沿って白の塗装も完了しました。

ソールの状態。

トップシートには、SANO MAGIC SK-03の文字が。
03は3号機の意味です。一台ずつ番号が異なります。


SANOMAGICスキーが徐々に広がり始めています。
ゲレンデを賑わす日も近いかも。

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