2024年2月2日～4月21日に、SANOMAGICでは二台目のランドナーとなる
マホガニーバイク39号機を制作しました。
ランドナーは、ロードバイクと異なり、泥よけとなる前後フェンダーを有し、
金具も多く、特殊な形状となります。
大変な手間がかかる分、できばえは素晴らしいものとなりました。
今回は後編です。
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オランダ船舶用ニスを数回塗っては、表面を研磨する。
白くなっている部分が研磨中です。
これを繰り返すことにより、強靱で滑らかな塗膜が形成されます。
合計で、二十数回の塗装を行います。
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これもマホガニー積層体で作られています。
ニスの艶がすごいです。
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末四郎はこのフレームが過去最高の出来と言っています。
ハンガー部が全体的に大きくなっているような気がする。
また、シートステーの根元の形状がこれまでと違っているようだ。
くびれているように見える。
皆さんも過去のマホガニーバイクと見比べてください。
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すべて、末四郎が自分でジュラルミン塊から削り出しています。
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これも当然、マホガニー積層体。
細いけれど強靱です。
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これらもマホガニー積層体で作られました。
マホガニー積層体のペダルは、どんな踏み心地なんでしょうな。
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黒いタイヤが隠れる分、マホガニー色が増えます。
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それでも十分に軽いですな。
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惚れ惚れする姿だ。
マホガニー色に白と銀が映えるな。
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いい音がしそうだ。
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フェンダーがほんとに美しいです。
いいねえ！
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コンポーネントは、カンパニョーロのコーラス、銀色で統一されています。
色っぽいねえ。
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オーナーのこだわりが感じられます。
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SANOMAGICのオリジナル形状です。
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これで旅をしたら楽しいだろうな。
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一台完成するごとに、200KMほど走って問題がないことを確かめます。
39号機は、軽井沢の森にすっかりなじんでいるようだ。
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中山道六十九次のうち江戸から17番目の宿場だそうです。
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安中市はめがね橋を「碓氷峠鉄道施設群」として、改めて世界遺産登録を目指すのだそうです。
末四郎からのメール：
「今回の39号機のオーナーは、若い頃トライアスロンをやっていた方で
主婦であり会社の社長さんでもあります。
この39号機は、マホガニーバイク に大変な変化をもたらしてくれました。
今後のマホガニーバイクの性能が大きく向上するチャンスをくれました。
正直性能は期待していなかったのですが、テストライド で走ってみると、
サイズが全く合わないのに見晴台や碓氷峠をスイスイ上がります。
サドルが低すぎて踏み込めないのに、わずかの踏み込みで坂を上り平地も軽くスイスイ走ります。
今後この考え方でロードを作りますが、かなりの性能の向上が見込めます。
Tー5でだいぶ進化したのですが、その考えに39号機の考え方を加えると
かなり面白く速い自転車が出来上がると思います。
まだまだ進化できそうで楽しくなります。
今後のマホガニーバイクを楽しみにしていてください。佐野」
それは楽しみです！
40号機にも期待しましょう。
Lineup of Wooden Ships designed and manufactured by Sueshiro SANO